【正しい靴磨きの方法、知ってる?】靴磨き初心者がまずそろえるべき道具まとめ。

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最近、靴磨き始めました。

 

靴磨きするって結構当たり前のことなんだけど、本気で靴磨きしてる人って意外といないはず。大学生だと特にそう。とりあえず汚れたりしたら布で拭いてます見たいな人案外多い。

 

 

 

どうですか、あなたはちゃんと靴磨けてますか?

 

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でも靴磨き始めます、ってなってもなかなかどんな道具そろえればいいのかめっちゃ迷うはず。そんなわけで今回は靴磨き始めるにあたって購入した道具をすべてここに書いてまとめておきました。参考にしてね。

 

 

 まず初めに。

靴磨きの道具を紹介する前に、まずは今から紹介する道具を使ったらどの程度きれいな靴磨きができるのか、ということについて軽く書いておきます。

 

 

 

今回の靴磨きで目指すのは「鏡面磨き」ができること。

 

鏡面磨きとは、ワックスを使って靴をピカピカに磨き上げる技術のことで、ここまでできると「靴磨いたなあ」と誰が見ても実感できる感じになります。

 

 

 

 

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左側が磨く前、右側が磨いた後の革靴。右側の方はつま先だけ軽く鏡面磨きしてます。

 

 

 

靴磨きに必要な道具

 

では最低限、靴磨きに必要な道具をまとめました。

 

・シューズキーパー

・馬毛ブラシ

・豚毛ブラシ

・クリーナー

・クリーム

・ワックス

・クリーナーを塗るのに必要な布

・ワックスを塗るのに必要な布

 

 

 

シューズキーパ 

靴の形を整えるうえで必要な、シューズキーパーです。

これあるのとないのでは靴の持ちが10年は変わってくるので絶対使ったほうがいいアイテム。安いやつでもいいので是非買っておきましょう。安いやつだと2000円台で買えます。

 

靴磨きをする際には形を崩さないようにするために、まずはシューズキーパーを入れてから靴磨きを始めます。

 

ちなみにシューズキーパーを選ぶ上で重要なポイントは次の二つ

 

・木製であること

・ばねでないこと。

 

まず、木製がお勧めな理由は消臭効果が見込めるから。レッドシダーのだと木のいい匂いが足の匂いを消してくれます。プラスチックとかだと形は整えてくれるけど匂いが消えないのでせっかくなら木製を買うのがおすすめ。プラスチックでも1000円弱するので、一本はあると便利。

 

あと、ばねでないこと。

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こういうの、NGです。

 

理由は簡単で形が崩れやすいから。

 

 

 

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こういうの選ぶとよいです。

 

 

まとめておくと、レットシダーで、ばねじゃないやつだったら大体大丈夫です。どれを買えばいいかわからない!ってなったらこの2点を踏まえて選んでみてね。

 

ブランドとか気にしなかったらアマゾンなどで2000円台で購入できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ついでにサイズの話もしておきます。

 

購入するときにサイズどうすればいいのか...ってめっちゃ迷うんですよね。

 

僕は靴のサイズが27~27.5で、購入したシューズキーパーは25.5~26.5cmのものでした。少し小さいかな?と思ってたのですが思ってたよりもちょうど(もしくは大きい)ぐらいだったので、僕と同じサイズ感の人は25.5~26.5を買ってみるといいと思います。

 

特にアマゾンだと返品無料とかやってるので、めんどくさい人はいったん購入してみたらいいです。

 

 

馬毛ブラシ

馬毛ブラシは靴磨きを行う前に靴のホコリ、汚れを落とすために使うブラシ。

 

選び方としては柔らかくて毛が長いやつがお勧め。ホコリが落としやすくていいです。

 

あと持ちやすさ。溝が入ってたり、持つ部分が斜めになってて持ちやすいやつがお勧めです。結構磨くときに持ちにくいブラシだとストレスたまるのでお勧めできないですね。安いブラシほど持ちにくい傾向があります。

 

相場としては、安めのやつで1000~1500円ぐらい。

 

 

[コロンブス] columbus ジャーマンブラシ2 GMBR2

[コロンブス] columbus ジャーマンブラシ2 GMBR2

 

 

 

豚毛ブラシ

豚の毛のブラシ。これは先ほどのブラシと違って、クリームを塗り込む際に使うブラシです。

 

こっちも持ちやすいやつを選びましょう。

 

あと、クリームって黒とか茶色とか無色とかいろいろあるんですが、その色ごとに豚毛ブラシは使い分けましょう。(つまり、クリームが3色あれば、ブラシも3つ必要)

 

ブラシで靴の中に色を塗り込んでいくんですけど、一つのブラシで違う色のクリームを塗り込むと、色が混じってしまうのでお勧めできません。

 

ちなみにこっちは安いものだと800円ぐらいからあります。

 

コロンブス ジャーマンブラシ5

コロンブス ジャーマンブラシ5

 

 

 

クリーナー

クリーナーは、汚れ落とすために必要な液体。

 

靴磨きでは磨き始める前に、まずはクリーナーを使って汚れを落とすところから始めるので絶対に必要なやつ。

 

汚れのほかに以前塗ったクリームやワックスを落とす役割も果たしています。クリーナーを使うことでクリームやワックスがいい感じに入ります。

 

いわば洗顔みたいな感じですね。

 

 

個人的には防カビ剤や皮をケアする成分が入っていて便利な、コロンブスの「ブートブラックシルバーライン レザーローション」っていうの使ってます。

 

 

 

クリーム

 

クリームです。クリームは光沢を出したり、補色、皮の保護をするために必要です。

 

乳化性のやつと、油性のやつがあります。油性のほうがツヤがよく出るので油性のやつを使ってます。

 

個人的に使ってるのはサフィールノワールが出しているクリーム、「クレム1925」です。油性のクリームで、ろう、シアバターなどが贅沢に入ってます。安いクリームと比べると普通に割高なんですけど、プロもよく使うクリームです。名前にも入ってる通り1920年代から今までずっと使われてきた伝統のあるクリームなのでとりあえず購入しておけば間違いないです。

 

ちなみにカラーがいっぱいあるんですけど、個人的には黒とニュートラル(無色)を購入しました。茶色の靴を持ってる人は茶色のクリームも購入してもいいかも。

 

なお、黒靴だとしても毎回黒色のクリームを塗る必要はなくて、2、3回に一度 塗るぐらいがちょうどよいのでニュートラルも購入しておくと靴磨きがはかどります。

 

 

 

 

ワックス

 

ワックスは鏡面磨きをする際に必須のやつです。

ワックス使って靴を磨くとすごくピカピカになるので靴磨きした感がすごく出ます。

 

最後の仕上げにつま先とかかと、それをつなぐようにサイドにちょっと塗るといい感じに仕上がります。

 

個人的にはキウイの「パレードグロスプレステージ」の黒を愛用してます。

基本的に黒靴しか磨かないので黒を買ったんですけど、無色もあることを最近知って購入するか迷ってるとこ。

 

 

KIWI パレードグロスプレステージ 黒 537

KIWI パレードグロスプレステージ 黒 537

 

 

 

 

クリーナーを使うときに必要な布

 

クリーナーを使うときは、直接靴にクリーナーをかけるんじゃなくて、まずは布に含ませてから靴を磨くようにします。

 

使わなかったタオルだとだめなの?という話なんですが、あんまりお勧めできないです

 

使い古したタオルとかだと、毛が長いので磨いてるうちにタオル毛が抜けて靴にくっ付いたりして、見た目がかえって汚くなります。抜けた毛を一本一本手作業でとらないといけないし、なかなか取れないんですよね...(体験談)

 

 

所詮布だし、それほど高くないので買っておいたほうが良いぞ。布を。

 

選び方としては綿(コットン)100%のもので、網目が細かいやつ。

めんどくさい人は、クリーナー使う人用の布が出てるのでそれ購入するのが間違いないです。

 

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし専用クロス リムーバークロス 9941

[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし専用クロス リムーバークロス 9941

 

 

 

 

ワックス塗るときに使う布

ワックスを塗るときに使う布も別途、買いましょう。

これがないと、どれだけ良いワックス使ってたとしても靴が光らないです...

 

 

ワックスを付けて磨くときに必要なのは、綿(コットン)100%でかつ、少し厚手のネル素材(ちょっとだけ起毛させた布)です。

 

こちらもワックス塗るとき専用の布が出てるので、それを買っておくとまちがいないです。

 

 

 

さいごに

今回は、靴磨きに必要な道具をまとめて書き残す感じの記事になりました。

 

実際自分が靴磨きを始めるぞ!ってなったときも、いろんな種類のクリームがあって、しかもいろんなメーカーが靴磨き用品を販売してるのでどれを購入すればいいのかわからないという悩みがありました。

 

誰が見ても何を買えばいいかわかるように、具体的な商品名を上げて書き残しておいたので、これから靴磨きを始めたいなと思った人に参考になればいいな~と思ってます。

 

ちなみに、この商品全部買っても15000円はいかないです。これが高いのかどうかはよくわかりませんが、全部長く使えるものばっかりなので買っておいて損はないです。

 

 

あと、僕は靴磨きをするうえで参考にしたのは長谷川裕也さんが出してる「靴磨きの本」です。著者について詳しくは知らないんですけど、靴磨きのお店持ってるみたいです。実際にこの本の通りに靴磨きをやってみたら、今までは微妙だった靴が光りだしたので、興味ある人は読んでみてもいいかもしれません。

 

靴磨きの本

靴磨きの本

 

 読書レビューはこちらから。

 

 

そんなわけで、これから始める人、がんばれよ!